グリーンツーリズムレポート(06)

学ぶ 感じる 体験する喜び あーもっと藍されたい!私色に染まれ藍染体験編 太田川清流塾

思い出は永遠に不滅です

小学校・・・ブランコにすべり台。いつしか小さく感じるようになった校庭。初恋。遠足。夢だけ追いかけたあの時・・・。みなさんにはどんな思い出がありますか? 今回は、戸河内小学校で行われた田吹在住の講師、佐々木和恵さんの「藍染め出張体験授業」を紹介します。

「ちゃんとしなさーい」(習う)

なつかしく響く美声。そう先生の声。よく注意されたなーと思い出に浸りながら6年生8人の藍染挑戦が始まりました。4月から自分たちで種を蒔き藍を育ててきた  材料を使って藍染めをします。

藍が建つ(学ぶ)

「混ぜて混ぜてーそうそうそーう!!」と講師の声。藍染めは混ぜることから始まります。藍に還元剤(石炭とハイドロ)を入れ、とにかく混ぜます。すると、  抹茶の緑色から藍色へと変化していきます。この時にできる泡を「藍(愛)の花」と呼び、出来上がったものを「藍が建つ」というそうです。

藍色に染めちゃいなさい!!(個性)

いよいよ染めの作業です。子どもたちは自分で縫ったエプロンとランチョンマット(テーブル敷き)を染めます。模様をつけるため輪ゴムでギュッとしわを作り、  布に液が触れないようにします。この作業が世界に一つだけの模様を決定します。

浸けて干して浸けて干して(継続は力なり)

仲良く丸くなり真っ白エプロンをゆっくり浸けていく。「はい30秒数えてー」「いーち、にーい、さーん・・・30!!」「ぎゅっと絞ってー」  真っ白エプロンが黄色いエプロンに・・・? 黄色? 「はい太陽にかざしてー」仲良く太陽に万歳!! 今度は緑色に!?同じ作業を6回行い、  だんだんと深い緑色に・・・。いつ藍色になるの?? 布をしっかり空気に触れさすため、子どもたちは校庭に繰り出し、すべり台から駆け降りたり  ひげダンスをしてみたり工夫(楽しんで)していました。

太田川の清流で洗いましょー(喜び)

安芸太田の云われでもある太田川で、最終仕上げを行います。講師曰く、洗う水により出来上がりの色合いが違うそうです。藍は黄色から空気に触れると緑色になり、  そして、水で洗うと初めて藍色になります。化学薬品を使っていないので環境にも問題なし。季節は秋。今やよく冷えた清流に浸かる子どもたち。  見てるこっちが寒い。なぜかうれしそうな笑顔が8つ。若いって素敵だなー。「ザバザバジャブジャブキャッキャキャッキャ」よーく洗うと、  なんということでしょう!! 緑色から藍(愛)色に!! 清流に美しく映える愛のエプロンとランチョンマット。  水面に映る希望の光。作り上げたその満足そうな笑顔は、安芸太田の宝です。

思い出(藍から愛へ)

作ったランチョンマットは一人暮らしのお年寄りにプレゼントされます。手に染み込んだ藍色は勲章として、体験は子どもたちの心に思い出として、ふるさとへの愛として  残ることでしょう。すばらしい授業でしたね。エプロンでお手伝いヨロシク。

太田川清流塾でグリーンツーリズムを

こうした体験講座こそ真のグリーンツーリズムです。安芸太田町では太田川清流塾を通じてグリーンツーリズムのまちづくりを進めています。  あなたの趣味や技術をまちづくりに活かしてみませんか。

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