- HOME
- グリーンツーリズムレポートindex
- レポート07
グリーンツーリズムレポート(07)
〜広島県最高峰でお山の大将〜「巨大ブナ林と対決・西アルプス縦走編」太田川清流塾
歳の数だけ着込んで安心♪
前日初雪を観測した。ここは恐羅漢の麓。1枚2枚…7枚も着込んでいる。2週間前まで真夏日が続いていたのに、秋を飛び越え冬がやってきた。 11月8日、太田川清流塾主催の「巨木恐羅漢山裏西アルプス縦走ツアー」が行われ、町内外からスタッフ合わせ総勢65人。ツアー最高年齢77歳!平均年齢63歳。 エコロジーキャンプ場で開会式を済ませ、みんなでストレッチ。何ごとも準備運動がケガ防止につながるのです。久々に運動をされた方からは「ボキボキミシミシうぅー」 と色んな音が響きます。
気分上々・天気良好・口は饒舌
朝の真冬から一気に秋日和、登山日和に早代わり。これ以上ないと思える晴天に、参加者は、ホクホクで元気に出発。登り始めはみんな元気一杯で、「クマが出たら俺が やっつけるから!」なんてことを言いながらどんどん進む。今回のルートは、恐羅漢スキー場を迂回しながら恐羅漢の裏を行き、台所原にあるブナの原生林を楽しみ、 一気に山頂へ。そこから旧恐羅漢山を経て水越峠を通り下山する10km、所有時間約6時間の大冒険だ!
いけいけいGOGO!冬には積雪3メートルなんよ!
紅葉林の風を体全体で感じながら4班に分かれて突き進む。道は比較的なだらかで、全員元気に昼食場所台所原へ到着。お弁当を広げると、目と嗅覚に空腹を増幅させる 心地よい香りが…そう松茸ごはん!お弁当屋さんの粋なはからい。栄養補給をし、ここから最大の見所ブナの原生林と恐羅漢登頂アタック開始。
親父の背中を超えていけ!
奥へ奥へ険しい道を進んでいくとブナの原生林へと足を踏み入れる。そこはこれまで感じたことのない、威圧感と温かみが交じり合う世界。巨樹巨木が見渡す限り ひしめき合う。遠くに役目を終えた倒木が見えてきた。巨木の森の倒木は、もちろん巨木である。行く手を阻み横たわる姿は、まるで親父が寝転ぶ背中のように威厳に あふれ、存在の大きさを知らしめているようだ。親父ちょっと失礼!! よっこらしょ。
山ってステキ!!
落葉の赤いじゅうたんを歩くとハリウッドスターの気分。巨木の森を抱きしめ記念写真。紅の孫の手を記念に拾っていく参加者など笑顔で自然と戯れている。 あーなんて幸せなんだと森の精霊にお礼申し上げました。
登頂万歳
1人の脱落者も無く元気に登頂。恐羅漢山頂と旧恐羅漢山の眺望では、周りの山々を見下ろしみんながお山の大将。遠く日本海のカモメが見え、瀬戸内海では漁船が 鯛を釣っていました。(海が見えるのはホントです。)
登った分だけ下りましょ♪
さて、行きますかー!お山の大将は登った分だけ下ります。あとは楽ちんだーと登山が終わった気持ちでいたら、なんということでしょう。膝にのしかかる体重は 私の体力を奪い、「あんよが上手♪あんよが上手♪」と赤ちゃん歩きになってしまいました。
『登りは体力、下りは技術! 酒は肝臓飲みすぎ注意!』
こんな言葉を山岳ガイドさんが口ずさんでいました。なるほど下りは技術ねー酒は肝臓ねー(登山のあとは爽快感から、ちと酒が増えるらしい…)
自然そのものがグリーン・ツーリズム
安芸太田町には、まだまだ素晴らしい山々があります。いざ大箒山、五輪山へ、引き明けの森から天上山へと思いが募ります。たくさんの人を受け入れ、満足させ、 交流できる自然の財産があることを誇りに安芸太田町をもっと愛していきたいですね。







