グリーンツーリズムレポート(08)

森は命! 大きくなーれ林業体験編

初めて森で枝打ち体験してきたよ

11月終わり。町内の小学校5・6年生が町の林業担当者と「トトロの住む森?」へ向かった。内黒山で開催された安芸太田町ならではの林業体験合同授業だ。杉の木との格闘の記録を追う。

ありがとう 私たちの町を守ってくれて

日々なんとなく見ている安芸太田の山。自然のまま放っておくと、山はダメになってしまう。山と私たちの関わり、枝打ちの話を聴く。「木はね、枝打ちなど手入れをしてやらないと、製品にしたとき節が残るの。間伐しないと下草が育たず大雨で地すべりが起こる。下草は木の成長を妨げるが、無いと山が崩れてしまう。上手なお互いの共生が必要なんです。近所付き合いみたいなもんですね。」大雨の水を土壌に含み、ゆっくり川へと放出してくれるからこそ、私たちは災害を受けにくいのです。森の精霊と林業に携わる方に感謝感謝。

やれ打つな スギが手をすり えだをする?」

「では早速やってみよー。」ヘルッメとに軍手、そして腰にノコギリを差し気分は桃太郎。きび団子がないので家来はいない。
「決して人に向けてはいけんぞ! 遊んではいけんぞ!」いざ枝打ち退治へ!!いよいよ山の中へと足を踏み入れる。登山道があるわけでもなく道なき道を進んでいく。
スギも伐採されるのかと慌てて驚きビクビク。「大丈夫。枝打ちだからね。」初めて山に入る子。初めてノコギリを持つ子。初めて年輪を見る子。
初めてツルでターザンする子。枝打ちついでに、木を苦しめる蒔きついたツルを取ってあげました。太い枝は下から切り込みを入れて切るとスパッと切れ、木の皮がはがれないのだ。皮がはがれると木が弱りダメになってしまうので注意!注意!

「おおー!暗闇の森が妖精のオアシスへ!」

枝打ちが終わると、なんということでしょう。薄暗い森の中に暖かい光が差し込み、そこだけがオアシスのように見える。ついそこまでしか見えなかった森の視界が開け、地よい風がほほをなでてくれた。枝打ちついでに曲がった木を間伐。枝とは違いなかなか切れない大物に立ち向かう。大物を切り落とす目は真剣。代わるかわるに挑み成敗いたした。

「ほーあの木がこんなになるんかー!」

所変わって筒賀夢づくり交流館で木の一生の説明を聴く。ふっとい木材にビックリ! 100歳以上の代物だ。木々が支え合い、つながっているところは私たちと同じだね。林業勉強と共にみんなで交流会これから仲間となるみんな。立派な樹になろう!

丸太で私だけのカットコースターを…

次は木工陶芸館で、杉木を使ったコースター作りに挑戦。切れども切れども切れない木。「何で切れんの~ん。このヤロー!」と汗をかきながらギコギコシュッシュッ。
「のこぎりは引くときに切れるんよ。」と言っても「?」。力任せに無事カット終了。

林業とグリーン・ツーリズム

なんだかんだ楽しみながら木と自然の触れ合いができました。経験は知識と技術に繋がります。都会の子が容易に体験できない宝物。生きる力。力作コースター、せっかくだから使ってね。
次回ノコギリを使うときは今より上手に切れるはず。それが経験だ。こうやって成長していくんだね。安芸太田っ子たちよ!!まさにグリーン・ツーリズムの1日でした。

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