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グリーンツーリズムレポート(09)
〜伝統の石工と100年の恋を築く〜「石は語る 伝統技術伝承石垣づくり編」太田川清流塾
石には目がある顔がある
「ここに石の目がある。」「?」「ここをたたくとこう割れる。」「山県流石組」と呼ばれる石工の技を伝える、太田川清流塾「石垣づくり講座」を紹介します。 古くからこの地方は石工の技術が有名で、錦帯橋の橋脚の石積みも手がけた史実もあるほどです。この歴史ある石工の技を体験しました。普段何気なく目にする石垣。 よーく見てください。なんと美しい。男性的・女性的・A、B、O、AB型的と石工とその積み方によりさまざまな表情を見せてくれる。(大雑把という意味ではアリマセン。) ・ ・・ ・ この石組みは、コンクリートは使わずに、昔ながらの方法で土とグリと石で築きます。※グリ(小石)
ここ掘れワンワン のり面から石垣へ変身の巻
何もないのり面にクワ入れを行う。適度に掘る。「!!」そこにはでっかい山の主が・・・!そんなときはチャララチャチャチャー♪「ユンボ」必殺文明の利器。 いとも簡単にさようならー。整地が終われば・・・「よしやってみー。」「え・・・デキマセン。」石垣づくりは3年続いている技術伝承講座である。 中には3年修行を積んだ塾生がいる。今や石工の仕事を手伝いに行けるほどの腕前だ。「石のこの面(顔)を表に出して、こうやって安定させるんよ。」 「なるほど、この面をこう置いて安定せんから・・・こがーに置いても安定せん。うーん・・・デキマセン。」山県流の奥の深さである。
見ると積む 知識と技術はかみ合わないのだ
一見、石垣の積み上げはすぐできそうですよね。これが難しいんですよ。まったく思いどうりにならないこの悔しさ。加工して積み上げる割石積み、自然石をそのまま 積み上げる野面積み。割石積みと野面積みを組み合わせ、見た目にも美しく頑丈な石垣を築いていく。割石積みは、玄能(金づち)で石の形を整え、どの面を利用して いかに積むか。頭の中で「高さ合わせ+お隣さんとのかみ合い+土台の状態」を3次元で組み合わせ加工していくのだ! できません・・・。
神の手の 行く手を阻む ものはなし
そうしてでき上がった1つの宝石を並べ築き上げる。師匠は1発で決める。塾生は石積みパズルに悪戦苦闘。何回も「こうでもナイ、あーでもナイ。」石とのり面の 隙間にはグリを入れ安定させる。このグリが、石垣の水はけと雑草が生えるのを防ぎ石垣を長持ちさせる必需品なのである。ナイス“グリ”!! 続いて野面積み。余裕の師匠はあっという間に原石を積んでいく。次の石の形状を考えながら置き、最後には前面・天場をビシッと一直線に出すのがプロの技。 神の手がそこにある。次の石の形状を考えながら置き、最後には前面・天場をビシッと一直線に出すのがプロの技。神の手がそこにある。
焚き火を囲んで石端会議
男たちが石について語り合う。「理屈はわかるんじゃがの~。」がみんなの口癖。今築いている石垣は、100年経ってもびくともしない代物だ。みな愛おしく 恋心抱かずにいられなかった。
石も積もれば壁になる♪ 俺が死んでも石垣残る♪
少しずつ地道な作業が、見事な石垣を形成していく。ご覧ください。いい仕事してますねー。現在の目標は、広島城壁の1/10スケールを作ることである。そして 石垣の博物館になればと意気込んでいる。
他では教えてもらえんよ!安芸太田のグリーン・ツーリズム
安芸太田に残る伝統の技を教わり技術伝承していくこのグリーンツーリズム。体験するとその奥の深さを体感でき、作り上げる喜びを感じることができます。 興味のある人は杉の泊りホビーフィールドへ出かけよう。そして後世に残せ、我が愛しの恋人を!!






