グリーンツーリズムレポート(20)

〜寺領幼稚園の地域交流凧作り〜「日本の伝統凧を大空へ揚げよう大作戦」編

あいさつは握手とともに

フワフワと雪が舞う中、取材を楽しみに向かった先は寺領幼稚園。地域の方との交流、日本の伝統的な冬の遊び「凧揚げ」を学ぼうとふれあい交流会が開催されました。現在3人の元気な園児たちが通っています。製作の指導とお手伝いのため、地元の方々が続々と集まってこられました。総勢10人のご来園。園児たちは「こんにちは!」と大きく元気なあいさつでお出迎え、取材の私にも(初対面)1人1人握手をしての歓迎に大いに感激しました。

まずは凧遊びの歴史と竹のお話(^^)

凧はその昔「楊子(ようず)」ともよばれていたそうです。現在でも山口県萩市の見島では鬼の絵を描いた鬼楊子を使った凧揚げ大会が開催され、「ようず」の名前が残っています。 ほねぐみに使用する竹の話。竹は70年くらいで花が咲き、いっせいに枯れてしまいます。町内に多く自生しているのは孟宗竹ですが、凧には肉付きがうすくしなやかな真竹がいいようで…。 竹の花、一度見てみたいものです。

凧づくりの い・ろ・は♪

節に沿って割るとよく割れるんよ。」と実演。“パカッ!”割った半円の竹をさらに割り、箸の太さくらいにします。園児たちも負けずにパカッ!!とはいかないまでも厚みのある鎌で慎重に。次にその竹の皮をはぎ薄くします。凧の骨組みですから軽いほどよく、小刀を使った地道な作業。園児には危ないので、地域の方たちがやってくださいました。その間、現代版の西洋凧カイト作り。 「どんなに飛ぶんじゃろうかぁ?」「ここをこう貼って…」いろんな凧を並べてみます。色も形もさまざま。大空に浮かぶ凧たちを想像しながら、楽しい時間!どんな絵を描こうかな〜〜♪

「和紙」を切らせて、「ほね」を貼る

和紙や模造紙を竹に合わせて切り、骨組みを整え貼り付け、その平らな状態で思い思いの絵を描きます。「♪たーこたーこ揚がれ〜天まで揚がれ〜♪」とおまじない。いろんな色のクレヨンでお化粧します。糸を張る前に描くので、やれそれとお絵かきタイム突入。まだ思案中のお友達はなかなか思い浮かばず半べそ状態。大きな顔を描いてもらって色付けしました。

「できました〜」凧ってこうやって作るんだ!

3点に糸をとめ、引き糸をつけます。最後に上部をアーチさせるため1回2回3回と竹に巻きつけ反りを作り、空中で安定させる足を貼り付け完成です。自慢の作品を手に持って記念撮影。みんなそろってご満悦!!

大空に舞う自作の大凧、かっこいぃー!!

凧を持つ人、引っ張る子「せーの」の掛け声でグラウンドを駆け回ります。高く高ーくとはいきませんでしたが、空に舞った凧を見上げ、園児たちには新鮮な感動が、大人たちは懐かしい思い出が…。

地域の方々、教えてくださってありがとう!

自作凧と市販凧、10を超える凧を手に持ち、はいポーズ!日本の遊び「凧揚げ」をみんな一緒に体験し、有意義な交流会となりました。 地域の方々には教えていただくことがたくさんあるのだと改めて感じます。都会の人たちも同じ思いで安芸太田町を訪ねることでしょう。レッツ♪グリーンツーリズムーー!

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